Vブレーキ台座の跡にボルトを付けるのですが

 Vブレーキ台座の跡をボルトで埋めるために
それ専用のボルトを注文していました。
 
アルミ製M8の低頭ボルト
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でもVブレーキの台座側のタップが深いところからスタートしている為に
このボルトじゃ短すぎてタップに届かないのが分かりました・・・。
 
せっかく買ったボルトが使えないじゃね~かよ~
 
って思ったんですが良いことを思いつきました。
 
 
 
 
 
ヘリサート加工します
 
 
ヘリサート加工とは
超簡単に言うとこのコイルを穴に埋め込んで
M8のタップを作ってやる加工のことです。
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仕様する工具はこんだけ
 
ヘリサート挿入工具
コイル(スプリューと言います)
ヘリサート用のタップ
タップハンドル
 
 
通常のM8タップ加工するときは まず下穴6.8ミリのキリで開けますが
M8ヘリサート加工は8ミリより少し大きなキリで穴を開けます。
 
正確な穴径は覚えてません。
 
今回は始めからそれに近い穴が開いていたので
穴あけ加工は省きました。
 
んでM8ヘリサート用のタップをグリグリします。
(M8ヘリサート用のタップは、通常のM8タップよりも径が大きいです。)
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タップをたてたら次はコイルを挿入します。
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挿入工具にコイルを装着して
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入れたい箇所に対して垂直にあてます。
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ほんでレバーをゆっくりと一定のスピードで廻していくと
コイルがタップの方に入っていきます。
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中をのぞいてコイルがキレイな らせん状になって挿入されていたら完成です
 
これでM8タップが台座の手前部分からたったのと同じことになりました。
 
これがヘリサート加工です。
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最後にボルトをクルクルと入れれば
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完成っす
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リア側も同じように加工して取り付けました。
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                   ヘリサート加工ってやってることは高度に見えるんだけど
              今回の結果は、低頭ボルトで目立たないドレスアップしただけなんだよね~
 
            地味すぎて やったぜ っていう達成感は無かったっす